「オオアリクイクイアリ」・「おジャマジック」の語り

 以前掲載した「オオアリクイクイアリ」と「おジャマジック」を組み合わせたデッキの改良版について書かせてもらいます。

 「事故りまくんぞ!」と評判のデッキですが(嘘、評判そのものをほとんど聴きません)、構成を先鋭化してみました。以前のデッキは「打ち出の小槌」を3枚採用してデッキの回転と「おジャマ」シリーズをデッキに戻すことを狙っていましたが、今回はさらに「リロード」を追加。無理矢理デッキをブン回します。
 「貪欲な壺」の制限化が痛くもありますが、それをカバーするために「闇の量産工場」を投入。墓地に落ちた「おジャマ」シリーズを手札に加え「小槌」や「リロード」でデッキに流し、「おジャマジック」の発動に繋げます。
 制限カードを大幅に削ってこれらにスペースを費やしたためデッキの地力は低くなりましたが、以前に比べて安定性と瞬間最大回転力(なにそれ)は多少増しました。

 デッキの紹介です。

おジャマクイデッキ 「NON TITLE」

上級5

オオアリクイクイアリ×3 暗黒のマンティコア×2

下級10

おジャマ・グリーン×2 おジャマ・イエロー×2 おジャマ・ブラック×2 暗黒の狂犬×3
魔導戦士ブレイカ

魔法17

おジャマジック×3 打ち出の小槌×3 リロード×3 闇の量産工場×2
天使の施し 貪欲な壺 ライトニング・ボルテックス サイクロン 大嵐 スケープ・ゴート

罠8

鳳翼の爆風×3 サンダー・ブレイク×3 激流葬 聖なるバリア−ミラーフォース−

コンセプト:

 「おジャマジック」をコストに「クイクイ」召喚、「おジャマ」シリーズをコストに「マンティ」蘇生、が基本的な流れです。
 「鳳翼」・「サンブレ」のコストに「マンティ」・「おジャマジック」・「おジャマ」シリーズを。

モンスター:

 以前は「怒れる類人猿」を採用していましたが、「量産」を念頭に「狂犬」に。
 「王宮のお触れ」・「マクロコスモス」が苦手となるので「ブレイカー」は残し、他の制限モンスターはスッパリと。特に「クリッター」は全く無意味。

魔法:

 こちらも制限カードは必要最小限に。蘇生させるべきモンスターが「マンティ」くらいなので(「狂犬」は「量産」で)、「早すぎた埋葬」も不必要。

 ここまで制限カードを削ったデッキは久しぶりなので、なにか気持良いです。
 というかこのデッキのカードは安価に揃えられるものがほとんどなので、リーズナブルなデッキと言えるのかも。