「Come Clarity」(IN FLAMES)の感想
- アーティスト: イン・フレイムス
- 出版社/メーカー: トイズファクトリー
- 発売日: 2006/02/01
- メディア: CD
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注:このアルバムには暴力的なリフやグロテスクな歌詞が含まれます。お子様の耳に届かないところでヘッ ドバンギングしてください。
IN FLAMESの8thアルバムです。2ndの頃から追っかけていますが、気がついたらここまで …。
初期のころのIN FLAMESは正に“メロディアス・デスメタル”然とした音を出していましたが( 2ndは特に傑作)、その後徐々にモダンな方向に進んでいきました。マンネリズムに陥らず常に進歩し続 けるためには音楽性の変化はしかたありませんが、その方向は私の好みからはずれていったのは事実。最近 は初期の頃ほどは熱狂して聴いていませんでした(まあイエスパー(G)のサイドプロジェクトのDIME NSION ZEROが代わりを果たしてくれていたというのもありますが)。
しかし、この8thはクリティカルヒット!素晴らしい傑作です。初期の頃の叙情性を持ちながら、その 臭みを近作のモダンさで調理した集大成とも言える出来です。また、速い曲も多くスラッシュっぽくもあり 、クリーンヴォイスや女性ヴォーカルも取り入れてヴァラエティーも広く飽きさせません。
というか暴れたくなるリフと狂おしいメロディーに捕らわれているうちに、あっというまに聴き終えてし まいます。
デスメタルに抵抗のない人には是非聴いてもらいたいアルバムです。私は当分聴きまくり。
ついでに、今回のジャケットがかなりカッコイイのもポイント。携帯の壁紙にします。