「悪夢の迷宮」・「アックス・ドラゴニュート」の語り

 お次はドラゴン族を使った『悪夢の迷宮デッキ』についてです。以前載せたものとは微妙に方向性が違います(それ以前に制限改訂の問題もありますが)。

 …えー、実際に「アックス・ドラゴニュート」を手に取ってみて、そのイラストに惚れてしまいました。“斧”に“ギザギザしたシルエット”に“黒色”とツボを突かれまくりです。
 そんなファンデッカー的心理を丸出しにして「アックスドラゴ」を有効活用する方向で考えてみました。
 「アックスドラゴ」は攻2000となかなか優秀なステータスですが、攻撃後守備表示になってしまうデメリット効果を持っています。それを「迷宮」でカバーするのが基本ですが、いつでも「迷宮」が場にあるわけではないので、「迷宮」以外の方法でサポートできるに超したことはありません。
 その1つが「バーストブレス」。忘れられがちな全体除去カードですが、コストに求められるのは高攻撃力のドラゴン族であり、守備表示になった「アックスドラゴ」と相性抜群です。さらに相手の守備力が問われるので、「迷宮」との類似性があるのもポイント。さらにさらに「アックスドラゴ」と似たデメリットを持つ「スピア・ドラゴン」とも相性が良いですね。
 もう1つは「魔のデッキ破壊ウイルス」。コストにできる攻2000以上の闇属性モンスターは数が限られますが、「アックスドラゴ」もその一つ。制限から準制限となった「魔デッキ」は『ガジェットデッキ』などに非常に効果的で、使わない手はありません。また、「迷宮」と相性の良い「ジャイアント・オーク」との関係も見逃せません。

 どちらのカードも“場のモンスターを生け贄にする”ことと“罠カード”であることが共通ですね。もともと罠メインの『迷宮デッキ』なので「王宮のお触れ」が怖いですが、そこは「スタンピング・クラッシュ」で。

 デッキの紹介です。

迷宮デッキ−ドラゴン族mix− 「NON TITLE」

モンスター17

アックス・ドラゴニュート×3 ランサー・ドラゴニュート×2 スピア・ドラゴン×2
ミラージュ・ドラゴン×2 ジャイアント・オーク×2 サイバー・ジムナティクス×2
魔導戦士ブレイカー D.D.アサイラント クリッター メタモルポット

魔法11

スタンピング・クラッシュ×3 龍の鏡×2 打ち出の小槌×2
天使の施し 手札抹殺 早すぎた埋葬 サイクロン

罠12

悪夢の迷宮×3 バーストブレス×2 魔のデッキ破壊ウイルス×2 偽物のわな×2
激流葬 聖なるバリア−ミラーフォース− リビングデッドの呼び声

コンセプト:

 「迷宮」と相性の良いモンスターを繰り出しつつ相手除去カードに「バースト」・「魔デッキ」を合わせ、トドメは「F・G・D」で。

モンスター:

 ちょっとドラゴン族分が足りませんが。さらにアタッカーに偏っている気がしますが。
 「サイジム」は実験的に入れたものですが、コストにドラゴン族モンスターを選べば「FGD」も呼びやすいでしょう。

 オチは特にありません。