「幽獄の時計塔」・「ウィジャ盤」の語り
白蓮さんに煽られたので、「幽獄の時計塔」と「ウィジャ盤」を組み合わせたデッキを作ってみました。
「時計塔」は白蓮さんにならって“当て馬”として使用。潰されれば相手の魔法・罠除去の浪費として「ウィジャ」のサポート、残れば無敵の壁として効果を発揮、どちらに転んでも損はしません。
また、「ウィジャ」（場合によっては「時計塔」）を守る手段としてカウンター罠を使うことに。発動条件を満たさなければ場に残り続けるカウンター罠は「ウィジャ」と相性が良いとは言えず少々危険ですが、「豊穣のアルテミス」のドロー効果を狙うことによって手数を増やせるのはとても魅力的です。
現在一般的に使われる魔法・罠除去魔法は「サイクロン」と「大嵐」のみ。しかもそれぞれ制限カードなのでこの種の魔法は２枚しかデッキに入っていないことになり、もはや魔法は「ウィジャ」の天敵と言えない状況でしょう。それに対してモンスターは、「魔導戦士ブレイカー」や非制限の「氷帝メビウス」など驚異となるカードが沢山存在します。そこでカウンター罠の種類は対モンスターに特化して「天罰」・「キックバック」を採用してみました。これらは場からのモンスターの除去という意味もあるので、「魂を削る死霊」などの攻撃を通しやすいというメリットもあります。
デッキの紹介です。
時計塔ウィジャデッキ 「ＮＯＮ ＴＩＴＬＥ」
魔法１２
幽獄の時計塔×３ 打ち出の小槌×２ スケープ・ゴート
天使の施し ライトニング・ボルテックス 早すぎた埋葬 サイクロン 押収 光の護封剣罠８
天罰×３ キックバック×３ 激流葬 死のデッキ破壊ウイルス
ウィジャセット６
ウィジャ盤×２ 死のメッセージ×４
モンスター：
「時計塔」と「ウィジャ」共通の弱点は、４ターン経過しないと効果を得ることができないこと。なのでそれを少しでも緩和するためにモンスターは“堅い”ものを中心にしています。「死霊」は壁・ハンデス・「死デッキ」の媒介と「ウィジャ」には無くてはならないカードになってきていますね。「時計塔」の効果が発動していれば攻撃表示で晒しても気にならないのも良いです。
「天罰」・「キックバック」が効かない「サイバー・ドラゴン」に少しでも対抗できるよう「スチーム」を投入。上手くカウンター罠で相手モンスターを除去できればデメリットも気にならず、「ゴブリンエリート部隊」などと違って連続攻撃できるのが魅力です。
そうとう無茶なコンセプトな気がします。素直に「ウィジャ」＆「時計塔」と「ウィジャ」＆「アルテミス」に分けた方が無難でしょうかね。
