「ゴッドバードアタック」・「ヒステリック・パーティー」の語り

 続いて「ゴッドバードアタック」と「ヒステリック・パーティー」を使った『ハーピィデッキ』について。

 「ゴッドバード」はカードの種類不問の2枚除去カード、「ヒステリック」は最大3体までの蘇生カード。どちらも上手く使えば非常に強力なカードです。しかし共通の問題点がコストの確保です。
 「ゴッドバード」はコストが鳥獣族モンスターと非常に限定されており、「ヒステリック」はコスト自体は手札1枚と単純なものの蘇生できるカードが「ハーピィ・レディ」のみと限定されています。「ハーピィ」をデッキの中心にすることで両方のカードを無理なく組み合わせることは可能ですが、しかしコスト面で上手く折り合いがつけられるかというさらなる問題が出てきます。

 そこで「ハーピィ」は純正のノーマルモンスター版を使い、「闇の量産工場」で墓地から回収することでコストを軽くすることができます。さらに、「ハーピィの狩場」を投入すれば何度でもその効果を発動することができるようになります。

 ということで詰め込みすぎなデッキの紹介です。

ヴァニラ・ハーピィデッキ 「EAGLE FLY FREE」

モンスター13

ハーピィ・レディ×3 バードマン×3 バード・フェイス×2
ハーピィズペット仔竜×2 魔導戦士ブレイカー クリッター メタモルポット

魔法16

ハーピィの狩場×3 テラ・フォーミング 闇の量産工場×3 強制転移×2 打ち出の小槌×2
天使の施し 手札抹殺 ライトニング・ボルテックス 早すぎた埋葬 サイクロン

罠8

ヒステリック・パーティ×2 ゴッドバードアタック×3
聖なるバリア−ミラーフォース− 激流葬 リビングデッドの呼び声

コンセプト:

 実は昔ほぼ同じコンセプトのデッキを旧語りに載せたことがあり、その手直し版なんですけどね。
 ひたすら「ハーピィ」で魔法・罠カードを狩って、ゴッドバードチェンジして、ヒステリックに蘇り(「仔竜」を強化し)ます。

モンスター:

 「サイドラ」以外がとても貧弱ですがそこはそれ、「ゴッドバード」に頼りましょう。「ハーピィ」はデッキのメインでありつつサポート役です。「バードマン」は密かに「狩場」で攻2000となるので意外と頼れます。「仔竜」は…居ない方が強いですかね。