「タイム・イーター」の語り
今日は久しぶりに「悪夢の迷宮」を使ったデッキについて書こうと思ったのですが、バイト中に不意に思いついたネタがあるのでそちらを。ネタは新鮮な内に!
今は「黄泉ガエル」や「ダンディライオン」や「クリボー」(「クリボーを呼ぶ笛」)などの生贄に便利な低ステータスモンスターが流行っています。それらはだいたい「帝」シリーズに利用されますが、もちろん他の上級モンスターもこれらのおかげで使いやすくなりました。
そこで今回採り上げるのは「タイム・イーター」です。このカードは他にあまりみない類の効果を持ち、さらに絶妙すぎるステータスで、今なおマニアックな人気を誇ります(たぶん)。
「イーター」は上級なのに攻1900と微妙な攻撃力が難点の一つですが、これは召還が容易になったことで目を瞑れると思います。
もう一つの問題点は“相手モンスターを戦闘で破壊した場合”という若干難しい効果の発動条件ですが、これも「黄泉」や「ライオン」によってある程度緩和することができます。具体的に言えば、「強制転移」や「死のマジック・ボックス」で「黄泉」や綿毛トークンを相手に贈りつけ、それを「イーター」で殴るという方法です。これによって「イーター」の餌を確保すると共に、相手モンスターのコントロール奪取や破壊の利益を得られます。
つーわけでデッキの紹介です。
時喰&ライオン&黄泉デッキ 「NON TITLE」
上級6
タイム・イーター×3 サイバー・ドラゴン×3
魔法15
おろかな埋葬×2 打ち出の小槌×2 死のマジック・ボックス×2 突進×2
強欲な壷 早すぎた埋葬 サイクロン 大嵐 強奪 強制転移×2罠7
砂塵の大竜巻×2 覇者の一括×3 激流葬 リビングデッドの呼び声
コンセプト:
思いついたのは今日なので、もちろん未テストですよ!(ひどい)
初めは「クリボー」&「呼ぶ笛」も入れようとしていたのですが、さすがに無理ありすぎでした(今の状態で十分無茶)。
モンスター:
基礎性能が低すぎるので何も考えずに「サイドラ」を投入。しかし密かに「死ボックス」と相性が良いですね。「ライオン」を相手に贈りつけつつ相手モンスターを破壊、その後「サイドラ」召還とか。「黄泉」を使えばさらに通常召還が可能ですし、「メタポ」を贈っての強制発動もできます。まあ単に「サイドラ」の性能がベラボウだというだけですが。
魔法:
「おろ埋」は「ライオン」と「黄泉」のどちらとも相性が良いですね。
「イーター」の補助として「突進」を採用。魔法・罠除去を使われた時に使いやすく、攻700UPは「イーター」には十分なのが理由ですが、「グリズリー」につけて相手「サイドラ」との相打ちが狙えるのも面白いです。
罠:
「イーター」は単体で見ると若干「テーヴァ」の方が使いやすいので(「テーヴァ」の方が優秀だとは限りませんが)、より活かすためにはやはり「一括」は必須ですね。
今こそ(制限改定まで?)マイナーな上級に注目する時です。