「幻魔皇ラビエル」の語り

 今回は「幻魔皇ラビエル」を使ったデッキについて書かせてもらいます。…時間が無いので簡潔に。

 「ラビエル」は効果そのものはイマイチ感が強いですが、単純に高攻撃力モンスターとして見た場合、意外とお手軽なモンスターだと言えます。
 「神炎皇ウリア」や「降雷皇ハモン」は確実に3枚のカードを墓地に送る必要があるのに対し、「ラビエル」はトークンをコストにすることができるため、トークンを使ったデッキの場合は少ない手札消費で攻4000の恩恵に与られます。
 さらにこれは白蓮さんからもらったアイデアですが、生贄が悪魔族なので「死霊操りしパペットマスター」を使えばライフコストと一体の生贄が必要ですがこれも簡単に「ラビエル」を出すことが可能です。コストを払った時点で相手よりライフが低い場合が多いので「巨大化」でより高攻撃力を活かす事もできます(これも白蓮さんから)。
 また、悪魔族はモンスターの層が厚いので、応用も利きやすいでしょう。

 で、思い切ってトークンと「パペマス」の両方を使ったデッキを考えて見ました。

ラビエル&クリボー&パペマスデッキ 「NON TITLE」

上級4

幻魔皇ラビエル×2 死霊操りしパペットマスター×2

下級15

クリボー×3 ジャイアント・ウィルス×3 キングゴブリン×3 不幸を告げる黒猫×2
魔導戦士ブレイカー 同族感染ウィルス クリッター メタモルポット

魔法15

クリボーを呼ぶ笛×3 増殖×3 打ち出の小槌×2 強制転移×2
強欲な壷 ブラック・ホール 早すぎた埋葬 サイクロン 大嵐

罠6

砂塵の大竜巻×3 死のデッキ破壊ウィルス 激流葬 リビングデッドの呼び声

 いやいやそんな「適当すぎる」なんて褒め言葉はもったいない。…正直なところ、未だに「SHADOW OF INFINITY」を使ったデッキをろくに試せない状況だったりします。言い訳終わり。

コンセプト:

 最新カードの「クリ笛」で「クリボー」を呼びつつ「増殖」で「ラビエル」のコストを確保。さらに「クリ笛」は生贄召還のためのコスト確保としても活用できるため、「パペマス」とも相性が良いです。
 そして悪魔族モンスターを並べやすい状況を利用して、「キンゴブ」を採用してみました。一応「ラビエル」のトークン生成効果を活かすことができる、と言えなくもないですか?(聞くな)

モンスター:

 「ラビエル」のコスト、「パペマス」の生贄、「キンゴブ」の攻撃力UPに利用できる「Jウィルス(訂正:Gウィルスでした。私の英語力は中学生レベルのようです)」を投入。
 「死デッキ」のコストにできるカードが多いので、「黒猫」で「死デッキ」を強引にサーチします。『サイカリバー』や「帝」シリーズを使ったデッキ相手なら相当な威力を発揮するはずなので、多少強引でも狙う価値はあると思います。

 コンボ命なデッキなのでとりあえず基本3枚積みにしています。「キンゴブ」や「クリボー」は2枚づつで良いのでしょうけど。というかまず「ラビエル」を3枚入れるべきですね。