2005年ベストカード

 今更ですが、2005年に登場したカードについて。今年もベスト3という形で書こうと思ったのですが、順位をつけるのが難しかったので、特に良かったと思えるカードを羅列して書かせてもらいます。

メガロック・ドラゴン

 岩石族強化カードにしてロマン溢れるカード。このカードを使う上で必要な岩石族が微妙すぎるのが逆に構築意欲をかき立てます。

「異次元の生還者」

 登場前は散々有力視されていましたが、その後の環境の激変によって結局隅に追いやられた不遇のカード。しかしそういったことを無視すれば、実に様々なカードと組み合わせられる遊び甲斐のあるカードです。戦士族・攻1800という使いやすさもなかなかです。

「ユーフォロイド・ファイター」

 必要素材から今後の融合の幅を広げるきっかけとなるのではないかと期待できるカード。

「ディノインフィニティ」

 私が恐竜好きなもので。上手く使えば爆発的な攻撃力を得られますが、恐竜族自身はなんら除外と関係ない辺り、玄人好みなカードです。

「融合回収」

 「融合」(カード名)を使う必然性の生じる、“融合”(カテゴリー)の手札消費の大きさをカバーしてくれるありがたいカードです。

「龍の鏡」

 単に融合モンスターを召還しやすくなっただけでなく、正規融合として扱われるので“融合”がより面白くなったカードです。今後マイナーな種族を中心に同効果カードを出して欲しいですね。

「霊術」シリーズ

 イラストとかは置いておいて、属性強化カードとして非常に良いカード。

「ハイドロゲドン」

 「ディノ∞」と並んで恐竜族の救世主となるカード。普通には場に展開しやすい便利モンスター(「ダンディライオン」に食われた気がしますが)。

「ゲットライド!」

 ようやく不遇の“ユニオン”をフォローしてくれるカード。

「神炎皇ウリア」

 かつて無い召還条件にそれに見合った効果。

「終焉の王デミス」

 大雑把過ぎる効果ですが、バランスはしっかり取れていると感じました。

「ダメージ・コンデンサー」

 ある意味なんでもサーチな面白すぎるカード。工夫のし甲斐ありまくりです。

オオアリクイクイアリ」

 地味な「ウリア」って感じですが、まあそんな感じで。

「冥王竜ヴァンダルギオン

 これも特殊な召還条件で面白いのですが、カウンター罠に脚光を浴びさせたという点も評価できます。

「打ち出の小槌」

 もうどんなデッキに入れても良いのではないでしょうか。地味に制限級ですがコンボデッキにとって重要なカード。

 他にも良いカードは沢山あったのですが、できるだけ絞ってみました、って全然絞れてませんね。
 2005年は危ないカードが沢山あった反面、面白いカードも沢山あったと思います。