ジェンダーフリー批判の欺瞞

 今更な感じですが、やっぱり広く知られるべきだと思ったので。

八木秀次氏、男女同宿など実例の“非を認めた”(館長止め・バックラッシュ批判を支援する会)

 ジェンダーフリーが批判されるとき、必ずと言って良いほど「ジェンダーフリー教育は男女同宿や同室着替えを推進している」というような“デマ”が引き合いに出されます。そんなものがデマだと知っている人はとっくに知っていることですが、結構広く信じられているようです。
 そのデマを熱心に広めていたのが八木秀次氏(新しい歴史教科書をつくる会会長・高崎経済大学助教授)です。「つくる会」関係で活躍(?)したり、最近は女性天皇制問題でY染色体がどうたらといったことを主張したりで知っている方は多いでしょう。
 その八木氏がジェンダーフリー批判に使われる事例(同宿など)に根拠が無いことを認めました。

 さて今後、ジェンダーフリーをこういった事例を挙げて批判してきた方々はどうするのでしょうか。…やっぱり同じことを繰り返すのでしょうね。よほど関心のある人しかこういったことをわざわざ自分で調べないでしょうから、結局言ったもん勝ち…。